【衝撃の真実】私たちは偽物だった…『もめんたりー・リリィ』第11話感想

SF

衝撃の事実が明らかに!私たちは偽物だった――。

コピーされた存在だと知った少女たちは、絶望の中でもがきながらも、それぞれの決意を胸に前へと進む。

今回ご紹介するのは、自分たちの存在意義を問い、懸命に生きようとする少女たちの姿を描く『もんめたりー・リリィ』第11話です!

この記事では、アニメ好きブロガーが、率直な感想をお届けします!

ネタバレも少し含みますので、まだ見ていない方はご注意くださいね!

第11話「触れないあの子とみんなで割烹」

5人はシステムの中枢で、ゆりの姿を借りたAIから驚愕の事実を聞かされる。

この施設は人間をコピーし、ワイルドハントの補助的な役割を果たすものだったという。

  • 衝撃の告白!AIが語る、世界の残酷な真実
  • 「私は何?」存在意義を問いかける、れんげの切実な叫び
引用元:GoHands/松竹・もめんたりー・リリィ製作委員会(TVアニメ「もめんたりー・リリィ」公式サイト)

あらすじ

  • アバンタイトル
    • システム中枢に辿り着いた5人は、そこに現れたAIに対し、次々と疑問を投げかける。
  • ラベル
    (オープニング)

  • ラベル
    Aパート
    • ワイルドハントの目的:AIは、ワイルドハントの目的を告げる。そして、この施設はワイルドハントの活動を補助するためのものだという驚愕の事実が明かされる。
    • コピーたちの解放:しかし、計画の第3段階で突如中止命令が出たため、コピーされた彼女たちは解放されたのだという。
    • 人外の存在と目的:さらに、人外と呼ばれる存在の目的についても、AIがわかる範囲で語られる。
    • れんげの疑問:その中で、れんげはAIに対し、自分だけが他のコピーたちと異なる点について問いかける。
  • ラベル
    Bパート
    • れんげの特異性:AIの語る真実により、れんげはその身に大規模な肉体改造が施されたことが判明する。
    • AIの消滅:ひなげしによるハッキングを受けたAIは、施設の独立システムによって消去される。
    • 状況の説明:ハッキングから復帰した5人は、そこで得られた驚愕の事実を自分たちの本物に説明する。
    • れんげの決意:全ての真実を知ったれんげは、自分の意志で皆のために割烹をしているのだと、改めて力強く宣言する。
  • ラベル
    (エンディング)
  • ラベル
    (次回予告)

    第12話「こんなに楽しいフルコース」

第11話の感想

残酷な世界の真実、少女たちの葛藤と決意に胸が締め付けられる。

引用元:GoHands/松竹・もめんたりー・リリィ製作委員会(TVアニメ「もめんたりー・リリィ」公式サイト)

シリアスな展開をぶち壊す!?ゆりAIのシュールな存在感

物語の根幹に関わる衝撃的な真実が次々と語られる状況下で、AIの姿がまさかのゆりというのは、何とも形容しがたいシュールな演出でしたね。

ひなげしの「分かりやすく」という、ある意味雑な指示のせいとはいえ、深刻な話の内容と、あの天真爛漫なゆりの姿とのギャップが、シリアスになりきれないこのアニメならではの持ち味なのかもしれません。

真剣に聞き入ろうとすればするほど、どこか肩の力が抜けてしまうような感覚に囚われました。

ワイルドハントの真実、そしてコピーされた存在

神にも似た存在が生み出した人間、そしてその人間を消去しようとする神――。

そのための実行部隊がワイルドハントであり、そして人間をコピーする施設、保存装置であるラット、アントバリもその力…徐々に、この世界の残酷な仕組みが明らかになってきました。

多くの物語において、創造主的な役割を担う存在は、時に理解を超えた目的や倫理観を持ち合わせていることが描かれます。

彼らにとっては、創造物である知的生命体の価値観や感情など、取るに足りないものなのかもしれませんが、「自分勝手で迷惑な存在」という印象は拭えないことが多いですよね。

自分たちに危機が訪れた際に活動を中止するという判断も、果たして本当に「親切」と呼べるのでしょうか。

むしろ、中途半端に放り出す方が更なる混乱を生み出すと考えると、その責任は決して小さくないように感じます。

れんげは人間…!?悲しすぎる真実

まさか、激しい戦いを繰り広げてきた自分たちの方が、実はコピーされた存在で、いわば「偽物」だと突如として告げられたところで、一体誰が冷静に状況を整理できるでしょうか。

確かに、あの並外れた戦闘能力に対するかすかな違和感は、そう考えると納得がいくのですが……。

そんな中、れんげが元は人間だったにも関わらず、ねりねのアントバリを受け取ったことで肉体改造が施され、もはやコピーに近い存在へと変貌してしまっているという事実は、あまりにも衝撃的でした。

すでに彼女の身体は悲鳴を上げ、これ以上の無理は命取りだと告げられているのに、未だワイルドハントの脅威は去らず、きっと、いや絶対に、彼女は再び過酷な戦いに身を投じるでしょう。

このままでは、本当に悲しい結末を迎えてしまうのではないかという予感が、胸を締め付けて離れません。

引用元:GoHands/松竹・もめんたりー・リリィ製作委員会(TVアニメ「もめんたりー・リリィ」公式サイト)

まとめ

ついに、自分たちが何者なのか、そしてこの世界の残酷な真実が明らかになりました。

あまりにも衝撃的な事実に打ちのめされそうになりながらも、それでも、れんげが自身の意志で皆のために割烹をしているのだと宣言する姿には、力強さを感じました。

たとえコピーされた存在だとしても、彼女たちの内に宿る感情、そして互いを想う心は、紛れもなく本物です。

残された僅かな時間の中で、彼女たちがどのように生き、どのように過酷な運命と戦っていくのか、最終回に向けて、ますます目が離せません。

皆さんもぜひチェックしてみてくださいね!

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